About Documentary Dream Center

 

/ブーン

 

THAI-JAPAN CINEMA DOJO 2011 に参加して、視野が広がった。これまでは、もしかしたら見逃していたかあるいは見えていなかっただろうことが、1週間参加者たちと話し、一緒にいたことで、この地球上で様々な人たちと共に生きることについて、自覚を促された。
様々な視点や考え方については、この地球上に自分と似たような思考回路で考えたり、作ることを楽しんでいる人達がいることが分かってちょっとくじけそうになったかもしれない。でも思考回路が同じだったとしても、細かい視点は、それぞれ違うから、僕たちは進化できるのだ。そして将来に向けて作品を作り続けていけるのだ。

 

 

/ケイ

 

THAI-JAPAN CINEMA DOJO 2011 に参加できると知った時は、同じような趣味、夢を持って映画を作っている仲間と知り合える機会が出来たことにワクワクしました。また、日本の方達や中国の方達とも、ドキュメンタリー映画製作に関する意見交換や問題について話し合えたのが嬉しかったです。

 

実際に参加して、一緒に生活し、出掛けたり、お互いの映画制作の経験を分かち合えたのが楽しかったです。(時にはドキュメンタリー映画とは関係ない話に脱線したことも)参加者の作品を通して、ドキュメンタリー映画制作の様々な考え方を学びました。だから、自分が今後制作するドキュメンタリー映画に新しいしいタイプの手法を取り入れることができそうです。

 

たった6日間と一緒に暮らした日々は短い期間ではありましたが、次の作品を作るモチベーションを刺激されました。私達は今まで身近な人たちとだけ一緒にいて、見逃してきたことがあります。面白いネタをドキュメンタリー映画にすることは難しくはありません。だからドキュメンタリー映画とは私達が身の周りのことを分析し、その中の一部になる機会を与えてくれるツールのようなものです。そして他の人に見せて伝えることもできます。それは今回のワークショップや、SALAYA Docで上映された映画のようなものです。

 

ひとつの小さな視点かもしれませんが、ドキュメンタリー映画が社会に影響を与える、あるいは社会を変えていくパワーを目のあたりにしました。

 

今回のworkshopの関係者の皆様にお礼を申し上げます。
また将来も、お互いの作品を観て語り合える機会があることを期待しています。

 

 

Dojoについて
/トーン

 

僕はドキュメンタリー映画製作の初心者です。
dojoに参加する以前は、1本しか撮ったことがありませんでした。

 

これまでの人生で、映画に関わった経験は何もありませんでした。
あるとすれば、子供の時に夢見がちだったことぐらいです。
頭の中でアクションシーンを想像し、気持ちは学校の窓の外に飛んで行っていました。

 

dojoに参加して初めて、他の映画製作者たちと会いました。
専門家の方、参加者の友人達の両方から、ドキュメンタリー映画のことを学びました。特に、専門家の方が10年間蓄積してきた貴重な経験をお話してくださったことから学びました。その時、ドキュメンタリー映画とは、自分がこれまで知ってきたよりもずっとずっと様々なタイプがあることを知りました。

 

僕に新しい世界を開いてくださったdojoに感謝。

 

 

/イーン 

 

感想を文章にするのは難しい。何語で書くにしてもね。
でもひとつ言えることは、お互いの素晴らしい経験をシェアするには時間が短かったということ。けれども、5日間であれだけの素晴らしい経験を出来たなら、長かったと言えるかもしれない。(つまり、とてもたくさんのこと得たので、たったの5日間しかなかったなんて信じられないということ。)
このビデオを観てもらう方が、言いたいことが伝わるんじゃないかな。
(FACEBOOK上にビデオを公開しています)

 

 

THAI-JAPAN CINEMA DOJO 2011について
/スット

 

2月14日18時30分。バンコクートラン便の快速電車が、乗客を乗せるためにサラヤー駅に入って来た。僕は1月の上旬からバンコクでしていた仕事を終えて、家に帰ってくるところだった。
この電車は、内藤さんが毎朝暗いうちから撮影していたのと同じ路線だ。だからこの電車を見ると、皆と一緒に 1週間THAI-JAPAN CINEMA DOJO 2011のワークショップに参加したことを思い出す。
毎朝僕たちは宿舎の1階に一人、二人と集まって来た。さわやかな顔もいれば、ほんの数時間前に寝て、すぐに起きてきた者もいた。列車の音をBGMに、僕たちは挨拶し、パンを頬張ってコーヒーを飲みながら、いろいろとお喋りをした。その後、タイ映画財団に、その日のスケジュールのワークショップをこなすためにバスで向かった。
今回のWorkshopに参加して、僕はたくさんのことを学んだ。内藤さんのカメラマンとしての経験、ハタさんの編集マンとしての仕事のやり方など。その時チームを組んで制作し、いろいろな人のアイディアが出ると、ドキュメンタリー映画には面白い視点がたくさん生まれることを目の当たりにした。
その後、僕たちが実技に入ると、共同作業は難かしかった。なぜならいつもは一人で仕事をしているからだ。でもその後、無事に終わり、今回の共同作業を通して、みんながそれぞれ素晴らしい視点のアイディアを持っていることを知った。もちろん我慢をする必要はあるし、他人の意見に耳を貸すことも必要だ。役割と責任を明確に分担すると、その仕事は成功できる。忍耐の時間が過ぎたらそれは、思い出に残る感動的な時間に変わるのだ。参加者の過去の作品を座って見た夜は、リラックスして笑い声が聞こえ、みんなの笑顔も見えた。他の人のことを知りたければ、その人が作った映画を見れば分かる。今回のWorkshopには、日本、中国、タイからの友達が参加した。でも、コミュニケーションの問題は無かった。お互いの興味が似通っている集まりだから、分かり合えた。さらにアルコールが入ると、会話の血のめぐりがよくなって話が盛り上がり、毎日深夜まで飲んで語り合った。
最後に、今回のWorkshopを運営してくださった山形そしてタイ映画財団の皆さん、ドキュメンタリー映画制作の動機を語ってくださったパーヌ・アーリーさんにお礼申し上げます。僕は今回のworkshopで得た経験を、自分のドキュメンタリー映画制作のレベルアップに役立てたい。あれから1か月。トオルのフェースブックに載っていた動画を見ると、今日本は寒くて雪が降っているらしい。サトシのネコに新しい飼い主が見つかって、この冬を暖かい家の中で過ごせているといいなと思う。中国の友達はどうなっているのか分からないけれど、ワチュイ(人名の確認お願いします。)の子供が健康で丈夫に育っていけますように。
そしてタイは今、夏になろうとしている。
タイの政治の温度も負けじと熱くなってきている。
タイの将来は、この政権によって毎日暗くなってきている。

 

 

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